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Update options.{txt,jax} #2133

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133 changes: 102 additions & 31 deletions doc/options.jax
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
*options.txt* For Vim バージョン 9.1. Last change: 2025 Jun 18
*options.txt* For Vim バージョン 9.1. Last change: 2025 Jul 05


VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
Expand Down Expand Up @@ -1829,8 +1829,9 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
"autoselect,exclude:cons\|linux"
それ以外では "")
グローバル
{VimのGUIバージョンか |+xterm_clipboard| 機能付きでコ
ンパイルされたもののみ有効}
{VimのGUIバージョンか |+xterm_clipboard| または
|+wayland_clipboard| 機能付きでコンパイルされたものの
み有効}
コンマ区切りのキーワードのリストを指定する。
Note: 要素の1つとして "exclude:" がある場合、要素を後ろに追加すること
はできない。従って += で後方への要素の追加ではなく ^= を使って前方への
Expand All @@ -1856,10 +1857,12 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
リップボードレジスタ '+' (|quoteplus|) が使われる。
"unnamed" も同時に指定した場合は、コピー操作 (削除、変
更、ペースト以外の操作) で、レジスタ '*' にもテキスト
がコピーされる。
|+X11| 機能が有効な場合のみ利用可能。
利用できるかどうかは次のコマンドで確認できる: >
if has('unnamedplus')
がコピーされる。Wayland が使用されており、コンポジタが
primary-selection-unstable-v1 プロトコルをサポートして
いない場合、代わりに通常のセレクションが使用される。
|+X11| または |+wayland_clipboard| 機能でのみ使用可能
である。使用可能かどうかは以下で確認できる: >
if has('unnamedplus')
<
*clipboard-autoselect*
autoselect 'guioptions' のフラグ 'a' のように働く: これが含まれる
Expand Down Expand Up @@ -1897,25 +1900,52 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
*clipboard-exclude*
exclude:{pattern}
ターミナルの名前 'term' にマッチするパターンを定義す
る。パターンがマッチすると、Xサーバーとの通信がなされ
なくなる
る。パターンがマッチすると、X サーバーまたは Wayland
コンポジタとの通信がなされなくなる
このオプションは以下の場合に便利である。
- Vimをコンソールで使用しているとき。
- アプリケーションを別のディスプレイで使うため、環境変
数 $DISPLAY が設定されているとき。
- コンソールではXサーバーと通信してほしくないが、ター
ミナルエミュレータ上では通信してほしいとき。
Xサーバーと全く通信しないようにするには、次のようにす
る: >
数 $DISPLAY/$WAYLAND_DISPLAY が設定されているとき。
- コンソールでは X サーバー/Wayland コンポジタと通信し
てほしくないが、ターミナルエミュレータ上では通信して
ほしいとき。
X サーバー/Wayland コンポジタと全く通信しないようにす
るには、次のようにする: >
exclude:.*
< これは引数 |-X| を使用したのと同じ効果を持つ。
< これは引数 |-X| または |-Y| を使用したのと同じ効果を持
つ。
Note Xサーバーと通信していないとき、ウィンドウタイトル
は復元されず、クリップボードにはアクセスできない。
は復元されず、クリップボードにはアクセスできない。これ
は Wayland でも同じだが、タイトルの復元はない。
'magic' の値は無視され、{pattern} は 'magic' がオンの
ときのように解釈される。オプション 'clipboard' の値の
残りは {pattern} として認識されるので、"exclude" は最
後に指定しなければならない。

*'clipmethod'* *'cpm'*
'clipmethod' 'cpm' 文字列 (Unix での既定値: "wayland,x11",
VMS: "x11",
その他: "")
グローバル
{|+xterm_clipboard| または |+wayland_clipboard| 機能付
きでコンパイルされたもののみ有効}
システムクリップボードへのアクセス方法を指定する。先に動作したメソッ
ド、または利用可能なメソッドに応じて使用される。サポートされているメ
ソッドは以下のとおり:
wayland Wayland セレクション
x11 X11 セレクション

Note: このオプションは、GUI が動作している場合、または Windows や
macOS など Wayland や X11 がサポートされていないシステムで Vim を実行
している場合には無視される。代わりに、GUI やシステムのクリップボードア
クセス方法が常に使用される。

オプションの値は、コンマ区切りの項目のリストである。リストは左から右へ
と順に解析され、Vim が最初に利用可能または動作していると判断するメソッ
ドが、クリップボードへのアクセスに実際に使用される。

現在使用されているメソッドは |v:clipmethod| 変数で確認できる。

*'cmdheight'* *'ch'*
'cmdheight' 'ch' 数値 (既定では 1)
グローバル/タブページについてローカル
Expand Down Expand Up @@ -2134,14 +2164,12 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
できる。|Funcref| 値の場合、スペースはバックスラッシュ('\')で、
コンマは 2 つのバックスラッシュ ('\\') でエスケープする必要があ
る (|option-backslash| を参照)。
他のソースとは異なり、関数はカーソルの前の非キーワード文字から
補完を提供できるが、テキストを置換する開始位置は他のソースとは
異なる場合がある。
{func} によって返される Dict に {"refresh": "always"} が含まれ
る場合、先頭のテキストが変更されるたびに関数が再度呼び出され
る。
a:findstart が 1 の場合、{func} によって返される列に関係なく補
完マッチは常にキーワード境界に挿入される。これにより、他の補完
ソースとの互換性が確保される。
挿入されたテキストをさらに変更するには、{func} で
|CompleteDonePre| を使用できる。
マッチの生成が遅くなる可能性がある場合は、ブロックを避けてエ
ディタの応答性を保つために、|complete_check()| を使用するべき
である。
Expand Down Expand Up @@ -2400,7 +2428,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる

*'cpoptions'* *'cpo'* *cpo*
'cpoptions' 'cpo' 文字列 (Vimの既定値: "aABceFsz",
Viの既定値: "#{|&/\." を除く全てのフラグ
Viの既定値: "#{|&/\.~" を除く全てのフラグ
|$VIM_POSIX|: 全てのフラグ)
グローバル
1文字のフラグの列で設定する。フラグが設定されると、対応する動作がVi互
Expand Down Expand Up @@ -2684,6 +2712,14 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
位置が検索文字の一つ手前であればカーソルを移動しない。
フラグが含まれていない場合は、カーソルはその文字を飛び
越えて次の場所にジャンプする。
*cpo-~*
~ このオプションを指定すると、|:cd|、|:lcd|、|:tcd| で
ディレクトリを変更する際にシンボリックリンクを解決しな
い。
これにより、バッファ名やカレントディレクトリの表示時に
シンボリックリンクのパスが保持される。このオプションを
指定しない場合 (デフォルト)、シンボリックリンクはター
ゲットパスに解決される。

次のものはPOSIXフラグである。起動時に$VIM_POSIXがセットされていない限
り、これらはViの既定値には含まれない。|posix|
Expand Down Expand Up @@ -4618,12 +4654,10 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
|hl-Title| t ":set all", ":autocmd" 等の出力のタイトル
|hl-VertSplit| c ウィンドウの垂直分割に使われる区切り
|hl-Visual| v ビジュアルモード
|hl-VisualNOS| V X11 Gui |gui-x11| と |xterm-clipboard| でのみ有効
な、選択領域をクリップボードに送らないビジュアル
モード
{訳注: "Not Owning the Selection" をこういう意味に
取りましたが、勘違いかもしれません。どなたかご教授
ください}
|hl-VisualNOS| V Vim が「セレクションを所有していない」場合のビジュ
アルモード。X11 Gui の |gui-x11|、
|xterm-clipboard|、および |wayland-selections| の
み。
|hl-WarningMsg| w 警告メッセージ
|hl-WildMenu| W 'wildmenu' によって表示されるワイルドカードマッチ
|hl-Folded| f 閉じられた折り畳みを表す行
Expand Down Expand Up @@ -9750,8 +9784,11 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
:set wc=X
:set wc=^I
:set wc=<Tab>
< NOTE: このオプションは 'compatible' がオンになるとViの既定値に設定され、
'compatible' がオフになるとVimの既定値に設定されるので注意。
< 'wildchar' は、|/|、|?|、|:s|、|:g|、|:v|、|:vim| などの検索パターンコ
ンテキストでも補完を有効にする。補完をトリガーする代わりに、文字の
<Tab> を挿入するには、<C-V><Tab> または "\t" と入力する。
NOTE: このオプションは 'compatible' がオンになると Vi の既定値に設定さ
れ、'compatible' がオフになると Vim の既定値に設定されるので注意。

*'wildcharm'* *'wcm'*
'wildcharm' 'wcm' 数値 (既定では空 (0))
Expand Down Expand Up @@ -10063,13 +10100,47 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
カレントウィンドウの列数の最小値。これは絶対的な最小値ではなく、余裕の
ないときには列数はこれよりも少なくなる。カレントウィンドウの列数が指定
したものより少ないときは、他のウィンドウの列数を減らしてそれを増やす。
カレントウィンドウが常に画面を埋めるようにするには、999 に設定すること。
カレントウィンドウが常に画面を埋めるようにするには、999 に設定するこ
と。
普通の編集時には小さい値に設定すること。
カレントウィンドウの幅を変更するコマンドの後では、ウィンドウの幅は調整
されない。
'winwidth' はカレントウィンドウに適用される。他のウィンドウの幅の最小
値の設定には、'winminwidth' を使うこと。

*'wlseat'* *'wse'*
'wlseat' 'wse' 文字列 (既定では "")
グローバル
{|+wayland| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
Wayland 機能、特にクリップボードに使用する Wayland シートを指定する。
シートが存在しない場合、オプションは新しい値に設定され、結果として
Wayland クリップボードは使用できなくなる。空の値が渡された場合、Vim は
最初に見つかった利用可能なシートを使用しようとする。このオプションを更
新すると、|v:clipmethod| も更新される。

*'wlsteal'* *'wst'* *'nowlsteal'* *'nowst'*
'wlsteal' 'wst' 切替 (既定ではオフ)
グローバル
{|+wayland_clipboard| 機能付きでコンパイルされたときの
み有効}
有効にすると、Vim はクリップボードにアクセスするために一時的なサーフェ
スを作成してフォーカスを奪取できるようになる。詳細については
|wayland-focus-steal| を参照。

*'wltimeoutlen'* *'wtm'*
'wltimeoutlen' 'wtm' 数値 (既定では 500)
グローバル
{|+wayland| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
Vim が Wayland コンポジタの待機を諦めるまでのタイムアウト (ミリ秒単位)
である。コンポジタを待機している間、Vim は入力に応答せず画面も更新され
ない。そのため、この値を低く設定すると場合によっては Vim の応答性が向
上することがある。一方で、コンポジタの応答に通常よりも時間がかかる場
合、エラーが発生することもある。

さらに、このオプションは、サーフェスがフォーカスを取得するのを待機する
ときの最大タイムアウトとしても使用される。|wayland-focus-steal| を参
照。

*'wrap'* *'nowrap'*
'wrap' 切替 (既定ではオン)
ウィンドウについてローカル
Expand Down
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